クラレは、将来の競争力強化に向けた取り組みを加速する。水溶性ポバール(PVA)フィルムの欧州拠点開設について、2020年度中に結論を下す考え。エチレン・ビニルアルコール共重合体(EVOH)「エバール」や米カルゴン・カーボンの活性炭の増強を計画するなど、世界ナンバーワンシェア事業のさらなる強化を図る。また、研究開発の面では、リチウムイオン2次電池(LiB)の容量増につながる新たな負極材を開発し、早期の事業化を視野に入れる。事業間の横ぐし機能を拡充しながら、事業領域の深掘りを進めるなど、企業価値の向上に努める考えだ。続きは本紙で

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