クラレは、耐熱性ポリアミド樹脂(PA9T)「ジェネスタ」事業で、2021年度(1~12月)の事業戦略を固めた。主力の電気・電子向けでは表面実装(SMT)コネクター向けの提案を強化する方針。同用途でスタンダード樹脂としての地位を確立していく。自動車向けではCASE(コネクテッド・自動運転・シェアリング・電動化)の普及を見越し、車載コネクターの高電圧対応やギア向けで小型化効果などを訴求していく。21年度の売り上げは、前年度比10%の増収を目標に掲げる。30年近傍には自動車向けの売り上げ比率を現状の2割から4割にまで高める考えだ。続きは本紙で

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