クラレは、ガスバリア性樹脂「エバール」(エチレン-ビニルアルコール共重合体=EVOH)の事業拡大に弾みをつける。EUでリサイクルできないプラスチック容器包装廃棄物に対する税が今年導入され、熱可塑性樹脂であるPVDC(ポリ塩化ビニリデン)などの代替素材としてEVOHへの関心が向上。課題を解消した新製品も投入、転換期を迎えた同容器包装関連の需要を取り込む。アジアでは次期中期経営計画(2022~26年)の早期に新工場設立を決定し、26年までの稼働を目指す。グローバルでの生産能力を2割引き上げる。続きは本紙で

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