厚生労働大臣の諮問機関である薬事・食品衛生審議会(薬食審)は25日に開いた医薬品第二部会で、新型コロナワクチンの3回目以降の接種間隔を少なくとも5カ月経過後にすることを了承した。これまで「少なくとも6カ月経過後」としていた。また、4回目接種については「高齢者等」を対象に実施することも認めた。きょう27日に開く別の専門部会で議論し、正式に決める。

 4回目接種はファイザー製、モデルナ製のワクチンを使い、実施する。併せて、添付文書を改め、「ベネフィットとリスクを考慮したうえで、高齢者等において、3回目の接種から少なくとも5カ月経過した後に接種を判断することができる」との文言を追加する。このため、4回目接種については高齢者のほか、基礎疾患を抱える人らに絞って行うことになる。

新聞 PDF版 Japan Chemical Daily(JCD)

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