テルモは18日、国内の全事業所で7月からフレックスタイム制を導入すると発表した。在宅勤務制度の月利用回数の上限も廃止する。1日2時間だけの勤務や1日のうちで出社と在宅を組み合わせるといった働き方を選択しやすくする。新型コロナウイルスと共存するニューノーマル(新常態)下で、成果を軸とした働き方への転換を推進。社員一人ひとりが働きやすい環境の整備を進める。

 テルモではこれまでも社員が個人の状況に合わせて働きやすいように半日休暇や時間単位休暇、時差勤務などを全社で制度化してきた。フレックスタイム制も研究開発を担う湘南センター(神奈川県中井町)で2019年4月から先行導入している。在宅勤務制度もすでに全社員が利用できるようにしてきたが、介護や育児などの理由以外では月4回までの回数制限があった。

試読・購読は下記をクリック

新聞 PDF版 Japan Chemical Daily(JCD)

新型コロナウイルス関連記事一覧へ

ライフイノベーションの最新記事もっと見る