厚生労働省は新型コロナウイルスワクチンの接種事業で、対象年齢を16歳以上から12歳以上に引き下げる。米ファイザー製ワクチンが対象。同社ワクチンの薬事承認上の対象年齢が引き下げられたことを受け、予防接種法上の接種事業でも同様に変更する。31日の厚生科学審議会予防接種ワクチン分科会で専門家らが審議、承認した。


 ファイザー製ワクチンは同日付で添付文書が改訂され、対象年齢が16歳以上から12歳以上に変更された。これを受け、国などが進めている接種事業でも対象年齢を12歳以上に変更し、公費による接種を可能にする。12~15歳の総人口は約4200人。先週から接種が始まった米モデルナ製ワクチンは対象外で、18歳以上に対して使われる。

試読・購読は下記をクリック

新聞 PDF版 Japan Chemical Daily(JCD)

新型コロナウイルス関連記事一覧へ

ライフイノベーションの最新記事もっと見る