サカタインクスの欧州展開が新局面を迎えている。すでに強みを持つアルミ缶用メタルインキは、新たにスペインでの生産を始めて2カ国供給体制に強化する。一方、課題のあったパッケージ用インキは2020年の独社買収を経て補強し、スペイン・独の2極体制に移行。仏などからの生産集約によるコスト低減と併せ、今後の黒字継続を図る。また機能性材料事業ではインクジェット(IJ)インキの高付加価値用途が拡大し、質的転換を遂げつつある。両事業とも22年度から成長軌道に乗せていく方針だ。続きは本紙で

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