化粧品受託製造のサティス製薬(埼玉県吉川市)は、国産コケモモの若葉から紫外線による肌の老化を防ぐ7種類のアルブチンを抽出し、化粧品原料として実用化する技術を開発した。天然のコケモモについて国内では絶滅が危惧されており、多くが自然公園法によって採取禁止とされている。そのため、原料には長野市の地域再生活動の一環として園芸栽培されたものを用いた。エシカル(倫理的)意識が高まるなか、植物の非可食部分を活用した環境にやさしい点もアピール。OEM事業の原料として活用し、取引拡大に弾みをつける。続きは本紙で

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