サンエースは、セルロースナノファイバー(CNF)などの繊維状物質を用いてフィルター機能を向上させる製品を開発した。液状製品として提供し、フィルター表面にスプレーしてウイルスや花粉などといった微粒子の捕集機能を容易に高めることができる。一般的な布マスクの目開き幅が50~150マイクロメートルであるのに対し、開発品を用いて5~10マイクロメートル程度まで狭めることが可能なため、布マスクやウレタンマスクのフィルター機能向上のほか、空気清浄機や産業用途まで含め、さまざまな気相濾過市場をターゲットに用途の探索に乗り出す。続きは本紙で

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