ステラケミファの創薬子会社ステラファーマ(大阪市、浅野智之会長)は、世界初のホウ素中性子捕捉療法(BNCT)用ホウ素薬剤「ステボロニン」〔一般名・ボロファラン(ボロン10)〕の市場開拓に注力する。国内では同剤を用いた治療が2病院でスタートしているが、今後、適応疾患の拡大などに取り組み、将来的には国内治療施設を10施設以上に増やす計画。海外では三井物産ケミカル(東京都千代田区、柳澤誠一社長)の支援を受け、欧米、アジアの施設に導入を目指す。同剤を用いたBNCTの普及を国内外で加速させることで、まずは10年以内にホウ素薬剤事業の売り上げを100億円規模まで成長させたい考え。続きはこちら

記事・取材テーマに対するご意見はこちら

PDF版のご案内

ライフイノベーションの最新記事もっと見る