【バンコク=岩崎淳一、ワンギャオ・シッティガン】タイのコングロマリット(複合)企業スリテップタイは、バイオ樹脂事業への参入を目指す。食品包装資材ビジネスで、食品企業などの需要家が包装や容器の素材を植物由来や再生樹脂などに転換する動きを強めるなか、原料のバイオ樹脂からの一貫生産で安定供給体制を構築し競争力を確立したい考え。ポリヒドロキシアルカン酸(PHA)などを有力候補として事業化を検討している。同社はポリスチレン(PS)事業を展開していたが2001年に撤退しており、バイオ樹脂で化学市場への再参入を狙う。続きは本紙で

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