スーパーレジン工業は、超薄肉や熱変形加工などを実現した独自のエポキシフォームを開発した。発泡倍率も制御可能で、0・1ミリメートルからの極薄シートを機械加工なしで成形でき、偏肉成形も自在に行える。ガラス転移温度(Tg)が180度Cの高耐熱グレードも開発ずみ。炭素繊維強化プラスチック(CFRP)のコア材としての展開にとどまらず、3D成形や硬化後の再加工が可能で、優れたクッション性、断熱性を持つという特徴を生かしてスマートフォンの内部保護など新たな市場の創出も狙う。中期的に同社第2の柱となる事業に育成する。硬質の発泡体で機械加工を行わずに0・1ミリメートルの発泡シートを成形できる技術は世界初という。続きはこちら

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