ソニーは8日、医療用フェイスシールドの製造と無償提供および人工呼吸器の生産支援を開始すると発表した。

 メディカル部門で手掛ける医療用3Dモニター用アイシールドをフレーム部に流用し、医療用フェイスシールドの製造を開始した。5月中旬から毎週約5000セット(フレーム約5000本、シールド約5万枚)、合計4万セットを寄贈する。

 人工呼吸器はソニーグローバルマニュファクチャリング&オペレーションズが受託生産を行う。開発・設計を手掛けるアコマ医科工業と提携し、7月から量産を始め、9月中に500台を生産する計画。状況に応じてほかの人工呼吸器メーカーからの生産受託も検討していく。

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