ソニーが「オリジナルブレンドマテリアル」の名称で、環境を強く意識した包装資材の展開に乗り出している。竹、サトウキビ、古紙という3種の原料に限定しつつ、その調達ルートを明確にすることで、消費者にバックストーリーを持ったブランドとして認知させ、リサイクル機運を高めることも目指している。環境に特化しながら、商品自体の設計を含めた工夫により、同資材を初採用した6月発売のヘッドホン「WF-1000XM4」では、従来型のプラスチック製包装資材と同等のコストに抑えた。環境意識への訴求とコスト面の課題、さらには原料調達を含めた持続可能性をすべてクリアした材料により、ブランドオーナーとしての包装資材のあり方を訴える。続きは本紙で

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