ソルベイはボーイング社向けにヘルスケアグレードの透明スーパーエンジニアリングプラスチック製フィルムを供給すると発表した。新型コロナウイルス感染者の治療にあたる医療従事者向け防護具の緊急需要に対応するため、ボーイング社がフェイスシールドの製造を開始することにともなうもの。民生分野、防衛分野におけるソルベイの複合材料や構造接着剤などの先端材料の採用実績が評価されたとしている。
 ボーイング社が急きょ製造することになった数千枚のフェイスシールドに使われる。供給するフィルムには、ソルベイのヘルスケアグレードのポリフェニルサルホン(PPSU)「レーデル」、ポリサルホン(PSU)「ユーデル」が使用されている。

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