【バンコク支局】タイ石油公社(PTT)グループで石油精製・石油化学大手のIRPCはこのほど、新型コロナウイルス感染拡大を受け、医療現場支援策として外部機関と連携し医療用防護服を生産すると発表した。同社のポリプロピレン(PP)を用いた不織布などで構成した防護服5000着を生産し、ヴァジラ病院に提供する計画。

 IRPCのPPの販売先であるスパンボンド(長繊維不織布)メーカー、ナワミンタラティラート大学などと協業する。感染者の治療にあたる医療従事者の2次感染を防ぐ防護服を供給し、医療体制の維持に貢献する。

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