【バンコク=松井遥心】サイアムセメントグループの化学子会社SCGケミカルズ(SCGC)が、ベトナム・ロンソンで進めている石化コンビナート計画の第2期で汎用化学品の生産を検討している。第1期のポリオレフィンの年産能力は合計140万トン規模だが、国内市場の主流である輸入品の代替余地が引き続き多いことが理由。同社が出資するインドネシアのチャンドラ・アスリ・ペトロケミカルの第2エチレンセンター計画(CAP2)の最終投資決定が年末にも下される見通しで、国外の石化事業が一層拡大しそうだ。一方、トーンダウンしていた国内投資は「パートナーと契約待ちの計画がある」(タナウォンCEO)とし、選択肢を残している。続きは本紙で

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