タキロンシーアイは、石油由来材料の削減に貢献するべく、紙を主体としながらプラスチックの加工性を持つ新規材料を開発した。紙成分を51%以上配合しても、微細な成形加工が可能で薄物の異形押出にも対応できる。ポリオレフィンと組み合わせた押出グレードをペレットで販売するほか、自社のジッパーテープにも展開予定。射出成形グレードにも適用可能とみて開発を進める。今期から販売を始め、食品分野に加え、工業、自動車分野など幅広い産業用途へ展開し、3年後に3億~5億円の売り上げを目指す。バイオマスポリマーや生分解タイプのプラスチックと組み合わせたグレードも開発テーマに加えていく。続きは本紙で

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