ダイキン工業は、フッ素樹脂バインダーで電池市場に攻勢をかける。独自の変性ポリフッ化ビニリデン(PVDF)樹脂製バインダーでリチウムイオン2次電池(LiB)用正極材向けの提案を進めるなか、2022年度中には同樹脂と単層カーボンナノチューブ(CNT)を複合した分散液の市場投入を計画する。高容量系正極材をターゲットに、導電性の向上や割れ性の改善効果などを訴求する考えだ。また、硫化物系と酸化物系の2つの全固体電池用フッ素樹脂バインダーの開発を進めるなど、次世代電池の実用化を支援していく。続きは本紙で

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