ダイセルは、次世代プラントとして開発中の超小型化学プラントにつき、国内での早期実装を目指す。微細な流路を張り巡らせたプレート内で多様な化学操作を行うもので、10月には台湾の国立清華大学との共同研究契約を締結して開発を加速している。商業生産を前提とする1号案件は半導体の回路形成に使うフォトレジスト用ポリマーが対象となる見込みで、2023年をめどに新井工場(新潟県妙高市)への実装を計画。まずは細かなカスタマイズに応じる必要のある多品種少量生産品への適用から始め、さらにエポキシ化合物の製造など大量生産品の生産へと範囲を拡大していきたい考えだ。続きは本紙で

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