ダイセルが自動車安全部品事業の変革を本格化させている。エアバッグ用インフレータの品種統合や地産地消モデルの見直しなど、グローバル規模での構造改革に着手。2023年にはコスト低減・生産移管などの目玉施策にめどをつけ、増販戦略を加速。外資系を含むティア1顧客との連携を強化し、欧米系OEM(完成車メーカー)への本格参入などで世界シェア25%の達成を目指す。また電気自動車(EV)シフトで需要増の見込める電流遮断器を事業育成し、ポーランドでの生産開始も検討。25年度のセグメント営業利益を150億円まで回復させる計画だ。続きは本紙で

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