リチウムイオン2次電池(LiB)用セパレーター専業メーカーのダブル・スコープは、ハイエンド品の提案に拍車をかける。車載、民生ともに耐熱性に優れたコーティング品を主力に据える方針。付加価値品の販売増で、2021年度の平均販売価格(ASP)は前年比で10%程度の上昇を見込む。生産面では今期、旺盛な車載需要に対応するため、従来比で1・8倍に製造能力を高めた2ラインのコーティング設備の稼働を計画するほか、成膜ラインの増産も検討していく。コーティング品を収益の源泉にすることで、安定的な黒字体質を実現させる考えだ。続きは本紙で

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