テルモは13日、日本で独占販売権を持つ紫外線照射ロボット「ライトストライク」について、新型コロナウイルスを不活化する効果が確認されたと発表した。製造元の米ゼネックス(テキサス州)が、感染症専門の研究機関である米テキサスバイオメディカル研究所を通じ、パルスドキセノン紫外線の新型コロナに対する効果を確認した。

 ウイルスはドアノブなどで数日間生きているため、感染者が使用した病室は壁などの表面を消毒する必要がある。同紫外線は、200~315ナノメートルと幅広い波長で、医療現場で使うサージカルマスク「N95」についても新型コロナウイルスを99・99%不活化できたという。

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