トクヤマは、調光性能を高めた眼鏡レンズ材料を開発した。紫外線により発色するフォトクロミック化合物の色素などを改良し、発色状態から無色に戻るスピードを従来の2倍程度に引き上げた。調光レンズの発色・退色の速度は需要家から常に向上を求められるメインテーマの一つ。調光レンズを使った眼鏡はまぶしさや紫外線の対策、網膜保護などの観点から欧米で普及しており、年2~3%の成長率で市場が拡大しているといわれる。一段高い性能を提供することでシェア拡大を狙う。続きは本紙で

記事・取材テーマに対するご意見はこちら

PDF版のご案内

エネルギー・素材の最新記事もっと見る