トヨタ自動車は、化学・素材領域に向けてマテリアルズ・インフォマティクス(MI)・ソリューションの有償提供を開始する。独自開発の材料解析プラットフォーム「Material DX(MDX)」をベースに自動車材開発の知見・ノウハウを生かした自動解析アルゴリズムを案件に沿って構築することで「20~30程度のサンプルで効果を得ることができる」(庄司哲也先端材料技術部チーフプロフェッショナルエンジニア)。MDXはブラウザ操作による材料技術者の直接運用が可能で、同社の研究事例では従来比5分1程度への期間短縮を確認した。21年度に樹脂、ゴム、触媒などを対象に10社ほどと有償契約を結ぶ計画だ。続きは本紙で

MDXのイメージ図

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