東洋インキSCホールディングス(HD)傘下のトーヨーカラーは、自動運転車に搭載されるミリ波レーダーをターゲットとする電波吸収コンパウンドを開発した。電波吸収体メーカーなどとの共同開発によるもので、バンパーや筐体内での乱反射を抑制してレーダーの検知精度を向上させる。川越事業所(埼玉県川越市)での製造開始を想定し、将来的には各国の着色剤拠点での製造も視野に入れる。射出成形による容易な機能付与を訴求し、2023年をめどに実績化を目指す。続きは本紙で

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