ニッケ(日本毛織)はメディカル関連を成長事業に位置づけ、経営資源を積極的に投じる。同事業を牽引するグループ会社のニッケ・メディカル(大阪市)は、iPS細胞(人工多能性幹細胞)など向け3次元足場材料といった用途で使われる細胞培養用ゼラチン繊維基材「ジェノセル」を普及させていくとともに、医療現場で用いられる製品の研究開発にも注力している。再生医療をはじめ医学・医療業界でニッケグループの存在感を高め、現3カ年中期経営計画の最終年となる2023年度(23年11月期)にはメディカル関連事業の売上高を現状比1・75倍の53億円に拡大させる。続きは本紙で

記事・取材テーマに対するご意見はこちら

PDF版のご案内

ライフイノベーションの最新記事もっと見る