黒鉛電極の原料に用いるニードルコークスの国際市況が急落した。足元1トン当たり2000~3000ドルとみられ、2019年上期の半値近くに下がった。川下の各流通段階で在庫水準が高まっており、消化も当初の想定より遅れている。電極メーカーは減産で価格を維持している。電炉鋼需要は中長期的に底堅く推移するとの見方が多く、ニードルコークス価格も当面は足元の水準を維持しそう。続きは本紙で

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