【バンコク=松井遥心】タイでバンコク国際モーターショーの一般公開が23日から4月3日の会期で始まった。22日には報道陣向けに出展各社がプレゼンテーションを実施。多くのカーメーカーが電気自動車(EV)を市場投入するなか、「エコシステム(生態系)」の構築を掲げて異彩を放つのが初出展の国営石油企業PTT子会社アルン・プラスだ。関連会社を通じて手がける事業はEVの受託生産、充電システム、電動バイク用バッテリー交換サービス、EVレンタルとバラエティーに富む。なかでも台湾・鴻海精密工業が有する車体製造のプラットフォームを活用した受託生産事業は、低コストと生産スピードを売りに、EVベンチャーの活性化を後押しする。

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