新型コロナウイルスとの攻防が続くなか、患者の容体を観察するパルスオキシメーターの確保が安定した医療体制を確立するうえでの焦点になっている。政府は昨年11月、国内すべての自宅療養者にパルスオキシメーターを配布できるよう、約70万個を確保する方針を打ち出している。オミクロン株の拡大による「第6波」到来を受け、一段の需要拡大も見込まれるなか、死角はないのか。手がける各社に聞いた。 パルスオキシメーターは、皮膚から動脈血酸素飽和度(SpO2)と脈拍数を測定する装置。SpO2は酸素を体内に取り込む力が落ちてくると低下するため、定期的に計測することで肺炎の早期発見につながる。続きは本紙で

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