パーム核油の国際市況が上昇し、約1年半ぶりの高値圏にある。昨年11月ごろから上がり、足元では主要指標の一つCIFロッテルダム相場で、2018年5月以来となる1トン当たり1000ドルを超えた。ヤシ油もこれにつられている。パーム核油、ヤシ油は衣料用洗剤、食器用洗剤、シャンプー、歯磨き粉に使われる界面活性剤原料のラウリン酸(C12)が多く含まれている。「パーム核油は1000ドルで高止まりする」(市場関係者)という見方もあり、油脂製品を展開するメーカーにとって価格転嫁は避けられない状況だ。続きは本紙で

パーム核油の元となるアブラヤシの種子

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