今月13日以降にファイザー製新型コロナウイルスワクチンで相次ぎ発見された異物について、ファイザー日本法人は17日、発見された浮遊物の安全性に問題はないとの調査結果を発表した。鎌倉市など3自治体から報告があり、いずれも同じ製造ロット「FF5357」のバイアルだった。各自治体から提供されたバイアル内の浮遊物を同社で調査した結果、製品由来のもので安全性に問題はないことを確認した。

 同社製ワクチンはバイアルをゆっくり振ってから希釈し、使用する。この時、適切に希釈処理されても溶けきらずに白色の浮遊物ができることがある。今月5日までに計95本のバイアルで白色浮遊物が報告されているが、いずれも製品由来のものだったという。

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