フォルシアは、燃料電池車(FCV)用高圧水素タンクの性能向上と生産体制の拡充を図る。世界トップクラスとなる水素搭載質量効率7・0wt%を実現する高性能品の開発が進む。既存品には航空機用高圧ガスタンク技術を取り入れることで軽量化を達成した。タンク年産1万本のフランス工場(バヴァン)に加え、同国アレンジョワに建設中の新工場や現地企業買収承認後の中国生産を計画する。すでにPSAとヒュンダイの商用FCVで採用を獲得しており、いずれも年内の量産を予定する。日本でも幅広い車種展開を図り、「2020年代後半からの国産車搭載を目指す」(浜田香留樹フォルシア・ジャパン・ZEV事業責任者)。続きは本紙で

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