ミルボンは、ブリーチ剤(脱色剤)で施術した髪が日を追うごとにまとまりにくくなるメカニズムの一端を解明した。色素を抜いた髪は、シャンプー時などの濡れた状態では絡まりやすくなる。理化学研究所の大型放射光施設「SPring-8」(兵庫県佐用町)を活用し、絡まった髪を無理にほどきながらドライヤーで乾かす過程で髪がうねり、内部構造にまで変化が生じていることが分かった。成果は新ブランドで年内の発売を予定するトリートメントに活用。脱色による髪の広がりが気になる20代女性を中心とした需要に応える。

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