【シンガポール=中村幸岳】インドネシア国営プルタミナは今年9月、ジャワ島東部のツバンで合繊原料パラキシレン(PX)の生産能力を増強すると発表した。2021年末の完了、22年の稼働を目指す。同社は現地で製油所の建設に向けた準備を進めており、エチレンセンターの大型投資計画も打ち出した。プルタミナが抱える新規投資案件はコロナ禍もあり見通しが不透明だが、ツバンでの製油所建設は現状最も実現可能性が高いとみられる。石化との垂直統合による競争力強化が期待される。続きは本紙で

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