ベンゼンのアジア市況が一段安となった。原油・ナフサが反落したなか、今週初めに1トン当たり300ドルを割り込んだ。3月上旬に協調減産の拡大協議が決裂し、原油価格が急落した後もナフサとの価格スプレッドは200ドル以上を維持していたが、第3週後半から悪化。米国市況の下落にともないアジアから米国向けの輸出が停滞するなど、需給緩和でスプレッドは100ドル以下まで縮小してきた。続きは本紙で

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