<2050持続可能な未来へ プラ資源循環/5(その2)>

 <カスケード主体>

 PETボトルリサイクル推進協議会によると、日本のPETボトルリサイクル率は85%と、20%前後の米国や40%前後の欧州に比べ高い水準を維持する。現状、使用ずみのPETボトルは循環型資源として再利用される。しかし、再利用品のほとんどが食品用トレーや卵パックなどのシート、衣料品や靴などの繊維にカスケードリサイクルするのが一般的だ。品質低下をともなうカスケードリサイクルはさまざまな種類で有効活用される一方、最終的には焼却されることが多く、リサイクル頻度は低い。続きは本紙で

記事・取材テーマに対するご意見はこちら

PDF版のご案内

セミナーイベント情報はこちら

環境・規制・行政の最新記事もっと見る