<フォーカス>

 ポリオレフィンメーカー各社がユーティリティや副資材の価格を加味した新たな値決め方式の導入に動いている。従来、指標としてきたナフサだけでなく、昨今はロシアのウクライナ侵攻などにともなって電気や蒸気、各種助剤などの価格が高止まりし収益の圧迫要因となってきたことが背景にある。先行するサンアロマーは顧客ごとに新たなフォーミュラを設定し、個別交渉を進める。日本ポリエチレンや日本ポリプロなども同様の検討を始め、ポリオレフィン市況の新ルールとして広がる可能性がある。続きは本紙で

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