マイクロ波化学(大阪府吹田市、吉野巌社長)は、マイクロ波技術の適用範囲を広げる。世界で初めて化学品の工業生産に成功した実績が評判を呼び、医薬品、食品、電子材料、燃料の製造プロセスに採用されているが、とくに引き合いが強まっている医薬品分野、プラスチック分解などの環境分野、電材・新素材分野に応用する。医薬品分野では核酸の製造プロセス、ワクチンや抗体医薬に用いられる凍結乾燥プロセスでプロジェクトを始動。環境分野ではケミカルリサイクルについて化学大手と共同開発に乗り出した。事業拡大に向け「早期に上場したい」(吉野社長)意向を示し、マイクロ波技術のプラットフォーマーとして一段の普及を目指す。続きはこちら

プロジェクト増加に合わせ昨年は2棟目の新棟を立ち上げた

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