マクセルは全固体電池による市場開拓を加速する。小野事業所(兵庫県小野市)でコイン形とバイポーラ型の少量生産を開始しており、ウエアラブルやインフラ、高耐熱ファクトリーオートメーション(FA)機器向けでの提案活動を強化している。当初、2024年以降に本格的な量産を開始する予定だったものの、「インフラやFAで規模の大きい案件がみえてきており、スケールの大きい設備の導入を検討している」(中村啓次社長)。場所は選定中だが、前倒しで投資を行う考え。全固体電池の市場規模は30年に3000億円になるとされ、同社はそのうちの10%である300億円の獲得を目指す。続きは本紙で

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