マクセルは独自の成形回路部品(MID)技術で次世代通信市場を開拓する。MIDは樹脂や金属部品の立体形状表面上に回路パターンを形成し、部品を実装する技術。構造部品と電子回路が一体となるため部品点数やコストの低減といったメリットがある。ただ従来法では樹脂が限定されていたため、大型化や薄肉化が難しかった。一方、同社は汎用樹脂の使用を可能とし、第5世代通信(5G)や6Gで求められる大型化や薄肉化、高周波対応をMIDで可能にした。2021年度中の市場投入を予定する。スマートフォンや基地局のアンテナ、車載電装品などから展開する方針。続きは本紙で

記事・取材テーマに対するご意見はこちら

PDF版のご案内

先端材料・部材の最新記事もっと見る