ユニチカは樹脂事業で“グローバルニッチ戦略”を加速する。自動車向けを中心に、ポリアリレート樹脂やナノコンポジットナイロン6、植物由来芳香族ナイロンなど、差別化品の提案を強化する方針。中国や欧米市場での拡販を図る。現中期経営計画の最終年度となる2022年度には、これら差別化した開発品の売上高について19年度比で50%の増収を計画する。また、安定供給を実現するため、生産能力の拡大を視野に入れる。22年度までにはポリアリレート樹脂で現状比約1・6倍、植物由来芳香族ナイロンでは同4倍の増強について、意思決定を下す考えだ。続きは本紙で

記事・取材テーマに対するご意見はこちら

PDF版のご案内

先端材料・部材の最新記事もっと見る