ヨウ素の海外市況が急伸した。偏光板向けなどの買いが好調に推移しているなか、主産地チリで在庫に底突き感が出てきているもよう。昨年末時点で1キログラム当たり40ドルをうかがう展開となった。コロナ禍で沈んでいた世界需要は「推計年率3%の成長軌道に完全に戻った」(市場関係者)とみられている。こうしたなか、チリではコロナ禍や環境対策などで稼働の伸び悩みが当面続き、市況は続伸する可能性が出ている。続きは本紙

記事・取材テーマに対するご意見はこちら

PDF版のご案内

市況の最新記事もっと見る