ラサ工業は、台湾で半導体向け高純度リン酸の生産体制を拡充する。子会社である理盛精密科技股份(台中市)で20億円を投資し、生産能力を現行比5割増強する。完工は2022年3月の予定。台湾工場設立以来の大規模投資となる。世界的に半導体市場は活況を呈し、とくに台湾では複数メーカーの設備投資が控えており、エッチング剤として欠かせない高純度リン酸の需要増が見込まれる。同社では引き続き強みとする高品質・安定供給の基盤を強化し、需要が増大する半導体市場における大手の地位を堅持していく。続きは本紙で

高品質かつ安定供給を心がける(台湾工場)

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