リコーとハイケムは、高分子量ポリ乳酸(PLA)の量産化を目指し連携する。リコーの超臨界二酸化炭素(CO2)の技術を用い、通常の樹脂に比べ耐熱性や強度で劣るPLAの課題を克服する。石化由来の樹脂や添加剤による改質が不要になれば、環境負荷が低いPLAの特徴を損なわず、加工品のコスト低減にもつながる。確立した技術はライセンス供与が視野に入る。ハイケムが連携する中国企業も候補に、数万トン規模の量産化設備を立ち上げる案もある。続きは本紙で

リコーが開発した発泡PLAシート「プレアー」

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