ロシュ・ダイアグノスティックス(東京都港区)は、一つの検体から新型コロナウイルスとA型・B型インフルエンザウイルスを検出できるPCR検査試薬の製造販売承認を厚生労働省に申請した。同社の自動検査装置「コバス6800」「同8800」に用い、症状で見分けるのが困難なコロナとインフルを高精度に診断できる。同時流行が懸念される今年冬に備えて開発した。米国では9月に緊急使用許可を取得。CEマークにも準拠し、欧州でも使用可能になっている。

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