三井化学は、医療分野に事業領域を広げる。人工関節・脊椎などの医療機器、感染症診断薬、医薬品製造受託に進出する。製造物責任法(PL法)などのリスクから体内に埋め込む医療製品を直接手がけるのを避ける素材企業は少なくなく、同社もその傾向があった。一方で顧客と素材面から連携するなかで品質管理や開発手順を蓄積。医療機器と診断薬は最終製品まで扱う方針に転換する。2030年までにM&Aを中心に数千億円を投じ、医療分野でコア営業利益300億円規模を目指す。

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