<1面からつづく>

 廃プラスチック問題は世界規模の社会課題に掲げられ、各種データやプラスチック循環利用協会などの統計を総合すると、世界の樹脂生産量のおよそ35%強、廃プラ排出量のおよそ5割を容器包装が占める。国内では2019年度で850万トンの廃プラ排出量のうち397万トンがプラスチック容器包装だった。三井化学はブランドオーナーの再生材の使用ニーズが高まる一方、積極活用が進むには材の品質保証が欠かせないとの認識。自治体やリサイクラーも巻き込み、回収からリサイクルプロセス、品質までの各段階での基準作りに挑む。今年度から実機を用いた実証実験も始め、来年度には自社でリサイクル設備を揃える計画だ。続きは本紙で

記事・取材テーマに対するご意見はこちら

PDF版のご案内

セミナーイベント情報はこちら

環境・規制・行政の最新記事もっと見る