三井化学は26日、オンラインによる経営概況説明会を開いた。橋本修社長は「2021~22年はモビリティ、フード&パッケージング(F&P)の投資回収を進めるとともに、ヘルスケアとICT(情報通信技術)材料に重点投資していく」成長戦略を説明。とくにICT材料は次のコア事業として、本州化学工業の連結子会社化を含め「さまざまな新規案件を立ち上げ、早期に現状比約2倍の売上規模1000億円を目指す」と強調した。一方、基盤素材事業の構造改革にさらに踏み込む方針で、「川下強化や国内外の他社連携などを目指し動き始めた。これらで収益を強化できると考えているが、厳しい場合は個々に見極め撤退も検討する」と語り、ポートフォリオ改革に全社あげて取り組む姿勢を示した。続きは本紙で

会見する橋本社長

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