三徳化学工業(東京都中央区、下本孝司社長)は8日、超純過酸化水素の新たな製造拠点として新宮城工場(宮城県大和町)を竣工させた。仙台市内で操業する旧宮城工場の老朽化にともなう新設で、製造・保管機能の集約や自動化設備の導入などで生産効率化を図った。移転にともなう顧客承認作業を始め、旧工場は2022年3月をめどに閉鎖する予定。DRAMを中心とする国内メモリー需要の堅調さを受け、同社はさらなる全国供給体制の強化を検討。今後は広島工場(広島県東広島市)の増強を視野に入れる。続きは本紙で

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